外壁塗装は、見た目だけでなく、雨風から家を守る大切な役割を担っています。
しかし、費用が高額になるため、躊躇してしまう方も多いのではないでしょうか?
実は、外壁塗装にはローンを利用することができるんです!
ローンを利用すれば、資金がなくても、計画的に外壁塗装を行うことができます。
この記事では、外壁塗装でローンを利用することについて、詳しく解説します。
ローン選びのポイントや、お得な制度の情報もご紹介!
外壁塗装の費用について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
外壁塗装をする際はローン利用が可能
外壁塗装は、塗装面積や使用する塗料の種類によって費用が大きく変わります。
一般的な戸建て住宅の場合、100万円~200万円が相場です。
外壁塗装は、10年に1回のペースで行う必要があるため、決して安い買い物ではありません。
まとまった資金が用意できない場合、外壁塗装を先延ばしにしてしまう方もいるのではないでしょうか?
しかし、外壁塗装には、ローンを利用することができます。
ローンには、銀行ローンやリフォームローンなど、さまざまな種類があります。
それぞれのローンには、金利や返済期間、メリット・デメリットなどが異なるため、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。
外壁塗装でローンを利用するメリット
外壁塗装でローンを利用するメリットは、大きく3つあります。
メリット①:手元にまとまった資金がなくても、外壁塗装を行える
外壁塗装は、一般的に100万円~200万円の費用がかかります。
まとまった資金を用意するのが難しい方でも、ローンを利用すれば、すぐに外壁塗装を行うことができます。
メリット②:毎月の支払いを抑えられる
ローンを利用すれば、高額な外壁塗装費用を月々の支払いに分割することができます。
毎月の支払額を抑えることで、家計への負担を軽減できます。
メリット③:金利分を住宅ローン控除の対象にできる場合がある
住宅ローンを利用して外壁塗装を行った場合、金利分を住宅ローン控除の対象にできる場合があります。
住宅ローン控除を受けることで、支払った税金が還元されます。
外壁塗装でローンを利用するデメリット
外壁塗装でローンを利用するデメリットは、大きく3つあります。
デメリット①:金利が発生する
ローンを利用すると、借入額に対して金利が発生します。
金利は、借入期間や金利タイプによって異なります。
デメリット②:返済義務が発生する
ローンは借金であるため、返済義務が発生します。
返済を滞納すると、信用情報に傷がつき、他のローンやクレジットカードの審査に通らなくなる可能性があります。
デメリット③:審査に通らない可能性がある
ローンには審査があります。
安定した収入や勤続年数がない場合、審査に通らない可能性があります。
外壁塗装に合ったローンの種類
外壁塗装に利用できるローンには、いくつかの種類があります。
ローンの種類①:まずは住宅ローンを利用している金融機関に相談
すでに住宅ローンを利用している場合は、追加融資を利用する方法があります。
もし住宅ローンの返済中であれば、同じ金融機関に相談してリフォームローンを利用できるか検討してみましょう。
場合によっては、低金利のリフォームローンを併せて利用することができたり、住宅ローンとリフォームローンを一体化させることができるかもしれません。
具体的な条件や手続きについては、ご利用の金融機関にお問い合わせください。
また、外壁塗装以外にも、増改築や修繕などの資金にも利用できます。
ローンの種類②:リフォームローン
住宅のリフォームや修繕には、リフォームローンが利用できます。
リフォームローンは、住宅購入ではなく、既存の住宅の改修にのみ使用できるローンです。
リフォームローンには、担保を設定しない「無担保型」と、リフォーム対象の物件を担保にする「有担保型」の2つがあります。
無担保型リフォームローン
無担保型リフォームローンは、急な修繕など資金調達が迅速に必要となる場合に便利なローンです。
契約時の費用も抑えられるため、手軽に利用できます。
担保がないため、借入限度額は低く、返済期間も短めに設定されています。
金利は有担保型に比べてやや高めですが、手軽さやスピーディーさを重視する方には最適です。
有担保型リフォームローン
有担保型リフォームローンは、リフォームする物件を担保に設定することで、低金利で多額の資金を借りられるローンです。
金利負担を抑えながら、大規模なリフォームを実現できます。
担保を設定することで、無担保型に比べて借入限度額を大きく設定でき、返済期間も長く設定できます。
ただし、注意点として、抵当権設定にかかる費用や審査に時間がかかります。
ローンの種類③:フリーローン
リフォームローンでまかなえない、仮住まいの費用などの資金を借りたい場合には、フリーローンが考えられます。
フリーローンは、用途を限定せずに使えるローンで、目的別ローンと比べて金利が高めです。
金利の低い商品を選び、必要な金額をしっかり見積もり、借入額を抑えることが重要です。
外壁塗装以外にも、車の購入や旅行などの資金にも利用できます。
それぞれの特徴を理解して、自分に合ったローンを選びましょう。
外壁塗装でローンを利用する際のシミュレーション
ローンには金利が発生するため、返済計画をしっかり立てることが大切です。
そこで今回は、外壁塗装でローンを利用する際のシミュレーションをご紹介します。
シミュレーションを行うことで、以下のことがわかります。
- 毎月の返済額
- 支払総額
- 金利負担
以下に、金利3.0%で100万円を借り入れした場合のシミュレーションをご紹介します。
返済期間 | 金利総額 | 月々の返済額 |
3年(36回払い) | 46,916円 | 29,081円 |
5年(60回払い) | 78,140円 | 17,969円 |
7年(84回払い) | 109,892円 | 13,213円 |
10年(120回払い) | 158,720円 | 9,656円 |
15年(180回払い) | 243,080円 | 6,906円 |
※この表はあくまで目安です。実際の金額は企業によって異なります。
金利は、返済期間が長くなるほど負担が大きくなります。
上記の例では、返済期間を15年にすると、支払総額は約1243,080円になります。
外壁塗装でローンを利用する際の注意点
外壁塗装でローンを利用する際には、以下の点にも注意が必要です。
総支払金額が現金支払いよりも増加する
ローンを利用すると、金利が発生するため、現金払いよりも支払総額が増えます。
金利は、借入額や返済期間によって異なりますが、一般的には数万円から数十万円になります。
例えば、借入額150万円、金利3.0%、返済期間10年の場合、支払総額は約1738,080円になります。
現金払いでは150万円で済むところ、ローン利用では約238,080円余計に支払うことになります。
金利負担を抑えるためには、金利が低いローンを選ぶこと、返済期間を短くすることなどが重要です。
返済期間が年齢しだいでは短くなる
ローンを組む年齢によっては、返済期間が短くなる場合があります。
一般的に、年齢が上がるほど返済期間が短くなります。
例えば、60歳の人が100万円のローンを組んだ場合、30歳の人が同じ金額のローンを組むよりも、返済期間が短くなるため、毎月の返済額が高くなります。
無理のない返済計画を立てるために、自分の年齢や収入を考慮することが大切です。
外壁塗装で使えるローン以外のお得な制度
外壁塗装で利用できるお得な制度には、主に以下の2種類があります。
自治体の制度を利用する
多くの自治体では、外壁塗装などのリフォーム費用を補助する制度を設けています。
補助金や助成金、減免措置など、自治体によって制度の内容は異なります。
補助金の額は、数万円から数十万円程度です。
条件を満たせば、誰でも申請することができます。
詳細は、お住まいの自治体のホームページまたは役所に確認してください。
住宅ローン減税を利用する
住宅ローンを利用して外壁塗装を行った場合、住宅ローン減税の対象になる場合があります。
住宅ローン減税は、住宅ローンを利用した人に対して、年末時点のローン残高に応じて所得税または住民税が減税される制度です。
外壁塗装費用は、住宅ローン減税の対象となる「住宅ローン控除の対象となる借入金」に含まれます。
詳しくは、国税庁のホームページまたは税務署に確認してください。
まとめ
外壁塗装は、費用が高額なため、ローン利用を検討する方も多いでしょう。
ローンには、メリットとデメリットがあります。
メリットだけでなくデメリットも理解した上で、自分に合ったローンを選ぶことが大切です。
外壁塗装に関する疑問や不安は、塗装業者や金融機関に相談することをおすすめします。
あなたの大切な家が、長持ちするよう、外壁塗装をしっかり行いましょう。
株式会社YU-SHINは、塗装に関連した様々な事業を展開しております。
外壁・屋根塗装はもちろん、足場仮設や防水工事、補修工事など、戸建てからビル・マンションの大規模工事まで幅広く行っております。
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