あなたの家の外壁、よく見てみてください。 黒いシミや斑点はありませんか?
それ、もしかしたらカビかもしれません。
カビは見た目だけでなく、健康や建物にも悪影響を及ぼす恐ろしい存在です。
アレルギーの原因になったり、建物の劣化を早めたり、最悪の場合は健康被害に繋がることもあります。
しかし、適切な対策を講じれば、カビの発生を抑制し、美しい外壁を維持することができます。
この記事では、カビの原因、発生しやすい家の特徴、放置した場合の劣化現象、除去方法、予防方法を詳しく解説します。
外壁のカビにお困りの方は、ぜひこの記事を参考に、適切な対策を講じてください。
美しい外壁と快適な住環境を守るために、今すぐ行動しましょう!
目次
外壁にカビが生える原因
カビは菌類の一種で、胞子と呼ばれる種子のようなものを空気中に飛ばして繁殖します。
これらの胞子は、風に乗ってあらゆる場所に運ばれ、適度な温度、湿度、栄養があれば、どこでも発芽し、成長していきます。
外壁は、カビにとって格好の住処です。
高温多湿な環境、雨などの水分、栄養源となる汚れ、酸素といった、カビの繁殖に必要な条件が揃っているからです。
具体的には、以下のような条件がカビの発生を促進します。
- 日当たりが悪い
- 風通しが悪い
- 雨や結露で湿気が溜まりやすい
- 外壁の汚れやコケが付着している
- 外壁材の劣化
外壁にカビが発生しやすい家の特徴
同じ外壁でも、カビの生えやすさは場所によって大きく異なります。
今回は、外壁の構造とカビ発生リスクの関係について詳しく解説します。
カビにとって理想的な家とは?
カビは、湿気と栄養分を好んで繁殖します。
そのため、外壁にはカビにとって理想的な条件が揃っている場合が多いのです。
カビが発生しやすい外壁の特徴
- 凹凸やひびがある
- 表面に凹凸やひびがあると、雨水が溜まりやすく、カビの胞子が付着しやすくなります。
- 表面に凹凸やひびがあると、雨水が溜まりやすく、カビの胞子が付着しやすくなります。
- 風通しが悪い
- 風通しが悪い場所は、湿気が溜まりやすく、カビの繁殖を促します。
- 風通しが悪い場所は、湿気が溜まりやすく、カビの繁殖を促します。
- 日当たりが悪い
- 日当たりが悪い場所は、湿気が乾きにくく、カビの繁殖を促します。
- 日当たりが悪い場所は、湿気が乾きにくく、カビの繁殖を促します。
- 周りに植物が多い
- 植物は水分を多く含んでいるため、周囲に植物が多いと湿度が高くなり、カビの繁殖を促します。
特にカビが発生しやすい場所
- 北向きの外壁
- 北向きの外壁は、日当たりが悪く、湿気が溜まりやすいため、カビが発生しやすい場所です。
- 北向きの外壁は、日当たりが悪く、湿気が溜まりやすいため、カビが発生しやすい場所です。
- 湿気の多い場所に作られた壁
- 海沿いや山間部など、湿気の多い場所に作られた壁は、カビが発生しやすい場所です。
- 海沿いや山間部など、湿気の多い場所に作られた壁は、カビが発生しやすい場所です。
- 軒裏
- 軒裏は、雨風が直接当たらないため、湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。
- 軒裏は、雨風が直接当たらないため、湿気が溜まりやすく、カビが発生しやすい場所です。
- サッシまわり
- サッシまわりは、結露が発生しやすいため、カビが発生しやすい場所です。
- サッシまわりは、結露が発生しやすいため、カビが発生しやすい場所です。
- タイルやサイディングの目地
- タイルやサイディングの目地は、シールやコーキングが劣化すると、そこから水が侵入し、カビが発生しやすくなります。
カビは、見た目だけでなく、健康被害や建物の劣化を引き起こす可能性があります。
上記のようなカビが発生しやすい場所は、定期的に点検し、早めに対処することが重要です。
また、外壁全体のメンテナンスを定期的に行うことで、カビの発生を予防することができます。
カビ対策にお困りの場合は、専門業者に相談することをおすすめします。
外壁のカビを放っておくと起こる劣化現象
カビを放置すると、見た目だけでなく、健康、建物、家計にまで深刻な影響を及ぼす可能性があります。
1. 除去が困難になり、見た目が悪化する
カビは放置すればするほど、面積が広がり、根を深く張って外壁に食い込んでいきます。
最初は水拭きや洗剤で簡単に落とせますが、時間が経つと頑固になり、専門業者に依頼しないと除去できなくなる恐れがあります。
また、黒ずみだけでなく、ボロボロと崩れ落ちたり、塗装が剥がれたりするなど、外壁の美観を大きく損ないます。
2. アレルギーや呼吸器疾患の原因となる
カビは、アレルギーや呼吸器疾患を引き起こす原因となる胞子を飛散させます。
特に、小児や高齢者、喘息患者は要注意です。
皮膚のかゆみ、湿疹、鼻炎、咳、結膜炎などの症状を引き起こし、重症化すると肺アスペルギルス症などの深刻な病気を引き起こす可能性もあります。
3. 建物の劣化を早める
カビは、外壁の水分を保持し、劣化を早めます。
長期間放置すると、塗装が剥がれ、ひび割れや腐食が発生し、建物の寿命を縮めるだけでなく、雨漏りの原因にもなります。
4. 修復費用が高額になる
カビの被害が進行すると、外壁の張替えや塗装の塗り替えが必要になる場合があり、高額な費用がかかります。また、カビによる健康被害の治療費も負担となります。
カビは、早期発見・早期除去が重要です。
外壁に黒いシミや斑点を見つけたら、放置せず、早めに専門業者に相談することをおすすめします。
外壁のカビ退治
外壁に潜む黒い敵、カビ。
放置すれば見た目だけでなく、健康や建物の寿命にも悪影響を及ぼす恐ろしい存在です。
そこで今回は、外壁カビを安全かつ確実に除去する方法を、手順と注意点に分けて詳しく解説します。
自分で除去する
準備
- 必要な道具を揃える
- カビ取り洗剤(塩素系漂白剤、中性洗剤、家庭用外壁洗浄剤など)
- 雑巾、モップ、スポンジ、ブラシ
- 家庭用高圧洗浄機(あれば)
- ビニール合羽、ゴム手袋
- ゴーグル、マスク(必要に応じて)
作業場所の安全確保
- 周囲に飛沫が飛ばないように、ビニールシートなどで養生する
- 風向きを確認し、風下に作業場が来ないようにする
- 隣家などへの配慮も忘れずに
カビ除去手順
- 水で汚れを落とす
- ホースの水で、外壁の表面に付着した汚れや埃をしっかりと洗い流します。
- ブラシを使う場合は、表面を傷つけないように優しくこすりましょう。
- カビ取り剤を塗布する
- 選んだカビ取り剤を、カビが繁殖している箇所にまんべんなく塗布します。
説明書をよく読み、使用方法を守りましょう。
放置・洗浄
- カビ取り剤を数分間放置してから、雑巾やモップで拭き取ります。
- 頑固なカビの場合は、スポンジやブラシでこすり洗いします。
- 洗剤が残らないよう、水でしっかりと洗い流します。
仕上げ
- 必要に応じて、もう一度水洗いを行います。
- 外壁が完全に乾燥するまで、日陰で風通しの良い場所に放置します。
注意点
- カビ取り剤は、種類によって効果や使用方法が異なります。必ず説明書の指示に従いましょう。
- 塩素系漂白剤は、金属やゴムを傷める可能性があります。使用前に素材を確認しましょう。
- 洗剤が肌に触れないよう、ビニール合羽やゴム手袋を着用しましょう。
- 目や口に入らないよう、ゴーグルやマスクを着用するのもおすすめです。
- 高圧洗浄機を使用する場合は、周囲に飛沫が飛ばないように注意し、取扱説明書をよく読んでから使用しましょう。
- カビの繁殖がひどい場合は、無理せず専門業者に依頼することをおすすめします。
外壁カビの除去は、安全第一です。 上記の手順と注意点を守り、適切な方法でカビを撃退しましょう。
業者に依頼する
外壁や屋根に頑固に根付いたカビ、ご自身で除去するのは大変ですよね。
そこで今回は、塗装業者に依頼するカビ除去方法について詳しく解説します。
1. 高圧洗浄でカビを洗い流す
業務用の高圧洗浄機で、外壁や屋根全体を水洗いすることで、表面に付着したカビや汚れを効果的に除去します。
この高圧洗浄は、外壁塗装でも必ず行われる工程です。
外壁塗装が色あせていたり、チョーキング現象(触ると粉が付着する現象)が発生している場合は、カビ除去も含めた外壁塗装を検討することをおすすめします。
2. バイオ洗浄でカビの根絶を図る
高圧洗浄だけでは、カビの菌糸が外壁内部や塗膜まで達している場合、目に見える部分の汚れしか落とせず、すぐにカビが再発してしまう可能性があります。
このようなしつこいカビには、薬剤を使ったバイオ殺菌洗浄が効果的です。
殺菌効果を持つ薬剤がカビの菌糸にダメージを与え、再発を抑制します。
バイオ洗浄は、高圧洗浄よりも費用が高くなりますが、何度もカビに悩まされている方にはおすすめです。
ただし、薬剤は外壁まわりの植物にも影響を与えるため、ご自宅だけでなく、隣家の植木なども養生する必要があります。
外壁のカビ除去は、塗装業者にお任せするのが安心です。
経験豊富なプロが、適切な方法でカビを撃退し、美しい外壁を蘇らせます。
外壁のカビにお困りの際は、ぜひ株式会社YU-SHINにお気軽にご相談ください。
外壁のカビを予防する方法
カビは、一度除去しても、放置すればすぐに再発してしまう厄介な存在です。
特に、カビが発生しやすい家では、何度も清掃が必要になり、家計の負担にもなります。
そこで今回は、外壁カビの再発を防ぐための効果的な予防策と、賢い塗料選びについて詳しく解説します。
1. カビが生えにくい外壁素材を選ぶ
- 金属製サイディング
表面がツルツルしているので、カビの発生を抑制できます。
ガルバリウム鋼板などがおすすめです。 - タイル
カビが発生しにくく、耐久性にも優れています。
ただし、目地部分はカビが生えやすいので注意が必要です。
2. 防カビ効果のある塗料でW防御
外壁塗装を検討している場合は、防カビ効果のある塗料を選びましょう。
- 一般的な塗料
多くの塗料に防カビ剤が含まれています。 - 高機能防カビ塗料
より強力な防カビ効果を持つ塗料もあります。カビに悩まされている場合は、高機能防カビ塗料の検討をしましょう。
3. 定期的なメンテナンスでカビの芽を摘む
- 定期的な洗浄
年に数回程度、ホースやブラシを使って外壁を洗浄しましょう。 - 早めのカビ除去
カビを見つけたら、放置せず早めに除去しましょう。初期段階であれば、ご自身で除去できます。
外壁のカビ予防には、適切な対策を講じることが重要です。
上記の3つのポイントを参考に、美しい外壁を守りましょう。
まとめ
外壁のカビは、見た目だけでなく、健康や建物にも悪影響を及ぼす恐ろしい存在です。
しかし、適切な対策を講じれば、カビの発生を抑制し、美しい外壁を維持することができます。
この記事では、外壁カビの原因、発生しやすい家の特徴、放置した場合の劣化現象、除去方法、予防方法を詳しく解説しました。
外壁のカビにお困りの方は、ぜひこの記事を参考に、適切な対策を講じてください。
株式会社YU-SHINは、塗装に関連した様々な事業を展開しております。
外壁・屋根塗装はもちろん、足場仮設や防水工事、補修工事など、戸建てからビル・マンションの大規模工事まで幅広く行っております。
どんな些細なことやお困り事でも当社のプロフェッショナルにお任せください。
ご相談はこちら