- 「本物レンガみたいなおしゃれな外壁にしたいけれど、本格的なのは予算的に難しそう」
- 「築10年以上経過してそろそろ外壁の塗り替え時期。業者の選び方はどうすればいいの?」
このようなお悩みを抱えていませんか。
本記事では、レンガ調外壁の4つの実現方法から人気配色・費用相場・失敗しない選び方まで解説します。
結論、レンガ調外壁はサイディング・タイル・スライスレンガ・多彩模様塗装の4つから選べます。
既存外壁を活かす工法なら、張り替えより費用を抑えやすい傾向があります。
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目次
レンガ調外壁とは?
ここからはレンガ調外壁の定義、本物レンガとの違い・選ばれる理由・耐用年数を解説します。
レンガ調外壁の特徴と本物レンガとの違い
レンガ調外壁とは、サイディング(板状の外壁材)・タイル・スライスレンガ・多彩模様塗装などでレンガの質感や色合いを再現した外壁仕上げを指します。
本物のレンガを積み上げるレンガ造りと異なり、外壁材または塗装を用いる工法です。
レンガ造りはコストや工期の負担が大きく、戸建てでは採用が限定的です。レンガ調外壁は4つの手段で柔軟に対応でき、新築・リフォーム双方で取り入れやすい工法です。
レンガ調外壁が選ばれる4つの理由
レンガ調外壁が支持される背景には以下の4つの魅力があります。
- 街並みで目を引く高級感と重厚感
- 住宅に温かみのある印象を持たせられる
- 色あせやひび割れが目立ちにくく経年変化が穏やか
- 流行に左右されにくく長く使える
和モダンと相性のよい配色として、ブラウン系・レッド系は定番です。
レンガ調外壁の耐用年数とメンテナンス時期
ニチハ株式会社「窯業系サイディングのメンテナンス」のページによると、セメントを主原料とする窯業(ようぎょう)系サイディングの再塗装の目安はおおむね10〜15年とされています。
レンガ調タイルやスライスレンガは比較的長く持つとされますが、周期は仕様・立地・塗料・下地で変わるため、定期点検での個別判断が必要です。
また外壁のすき間を埋めるゴム状の充填材であるシーリング材は、国土交通省「長期修繕計画作成ガイドラインP.84」によると、マンション大規模修繕の例として打替周期が12〜15年と例示されています。
戸建てでもシーリングは外壁本体より先に劣化が目立つことがあるため、10年前後を目安に点検しておくと安心です。
実際の補修時期は、日当たり・雨風の当たり方・使用材料によって変わります。
レンガ調外壁を実現する4つの方法と費用相場
レンガ調外壁には新築・リフォーム問わず採用できる工法が4つあります。
それぞれの特徴と費用相場を比較表で整理しました。
| ㎡単価の目安 | 延床30坪想定の本体価格目安 | 主な特徴 | |
|---|---|---|---|
| レンガ調サイディング | 3,500〜6,000円 | 100〜180万円 | 普及帯/施工性が高い |
| レンガ調タイル | 8,000〜15,000円 | 240〜400万円 | 耐久性と高級感を重視 |
| スライスレンガ | 12,000〜20,000円 | 部分使い向き | 本物に近い質感 |
| 多彩模様塗装 | 4,500〜7,500円 | 130〜220万円 | 既存外壁のリフォームに最適 |
※上記㎡単価は材料費・施工費・足場込みの工事概算で、メーカー公表の材料単価とは異なります。延床30坪想定の本体価格は外壁面積150㎡前後・足場込み・下地補修別を前提とした概算です。
1. レンガ調サイディング|コストと施工性のバランスが良い

セメントを主原料とする窯業系サイディングボードに、レンガ柄をプリント・成形した工法です。
代表製品には赤茶系の「ロワブリック調」、複色焼き付けの「シェードブリック調」、ナチュラル系の「ナチュラルレンガ」などがあります。
費用は㎡単価3,500〜6,000円が目安で、30坪戸建てなら100〜180万円前後に収まるケースが多いです。
リフォーム時は既存外壁の上から新しい外壁材を重ねる、カバー工法も選択できます。
サイディングの種類や特徴については、「外壁のサイディングボードとは?種類やそれぞれの特徴について解説」の記事で詳しく解説しています。
2. レンガ調タイル|耐久性と高級感を重視したい人

焼き物系の素材で耐久性が高い磁器質・陶器質のタイルにレンガ調を扱う外壁材で、「コロリータイル調」や「アイコットリョーワ」などが代表例です。
焼き物ならではの質感と耐久性が魅力です。
費用は㎡単価8,000〜15,000円が目安で初期費用は高めですが、長期的なメンテナンス性を重視しやすい工法です。
耐久性は製品・仕様・施工条件で変動します。重量があるため、リフォーム採用時は下地補強や専用金具で固定する金具留め工法の検討が必要です。
タイルの注意点などを把握しておきたい人は、「外壁タイルで後悔しない!よくある失敗やメリット・デメリットについて解説」の記事をご参考ください。
3. スライスレンガ|本物の質感に近い

本物レンガを薄くスライスした「ブリックタイル」とも呼ばれる外壁材で、実物レンガを使うため本物に近い質感を表現できる点が強みです。
全面採用すると、㎡単価12,000〜20,000円目安と高くなり総工費が大きくなります。
そのため玄関周りや建物正面に絞った部分使いで、他の外壁材と組み合わせるのが採用パターンとして一般的です。
4. 多彩模様塗装|既存外壁を塗り替えでレンガ調にリフォーム

既存のモルタルやサイディングに、多色含有の特殊塗料を吹き付けてレンガの質感を出す塗装で塗装専門店ならではの選択肢です。
色味は日本塗料工業会「2024年P版 塗料用標準色」収録の600色から選べ、レンガ色の再現性も確認できます。
費用は㎡単価4,500〜7,500円が目安で、30坪戸建てなら本体工事費130〜220万円ほどで仕上がります。
既存外壁を撤去・張替えする必要がないため、リフォーム費用を抑えやすいのが魅力で、「外観イメージを大きく変えたい」という要望に応えやすい工法です。
※上記で紹介した費用相場は、ニチハ・ケイミュー・アイジー工業の外装材メーカー公開価格・公的なリフォーム費用目安をもとにした概算で、外壁面積や下地状態・使用製品・工法で変動します。正確な金額は、専門業者ごとの見積もりでご確認ください。
工事内容別の参考価格帯などは国土交通省「リフォームの内容と価格について」や住宅リフォーム推進協議会「住宅リフォームガイドブック 令和7年度版」も確認しておくと、外壁リフォームのイメージがつきやすいでしょう。
おしゃれなレンガ調外壁の人気カラー5選
レンガ調外壁は色味で印象が大きく変わります。人気の5系統を配色のコツと共に紹介します。
1. ブラウン系|定番でハズさない温かみのある外観

ブラウン・テラコッタ系のレンガ調は、定番で合わせやすい配色です。
住まいに温かみを与え、和モダン・ナチュラル・カントリーなど幅広いテイストに馴染みます。
アクセントには、ホワイト・ベージュ・グリーンが好相性でよく採用されるパターンです。ブラウン系の配色をもっと知りたい方は、「ブラウン(茶色)の外壁で後悔しない!おしゃれに見せるツートンカラーもご紹介」の記事もご参照ください。
2. レッド系|クラシカルで洋風な雰囲気

レッド・赤茶系のレンガ調は、南欧風・洋館風のクラシカルな印象です。
「ロワブリック調」など、海外住宅を想起させるような人気カラーです。
ホワイト・アイボリー・ベージュと組み合わせると、欧風住宅らしい上品な仕上がりにまとまります。
3. ホワイト系|北欧・ナチュラル系の明るい印象

ホワイト・アイボリーのレンガ調は、北欧スタイル・ナチュラルテイストの住まいにマッチします。
光をやわらかく反射するため外観が明るく見え、敷地が狭めの住宅でも開放感を演出できます。
白系は雨だれや排気汚れが目立ちやすいため、低汚染塗料や防汚クリア塗装の併用がおすすめです。
4. ブラック・グレー系|モダンで都会的なシャープさ

ブラック・チャコールグレーのレンガ調は、モダンな外観になります。
特に窯業系サイディングやタイルなど、渋みのある黒系を再現したレンガ調素材が人気です。
重厚感を持ちながらも、周囲の環境に溶け込みやすい落ち着いた印象を与えます。
5. ミックスカラー|複色使いで本物レンガに近い

ベージュ・ブラウン・レッドを混ぜたミックス系は、本物レンガに近い仕上げになります。
「シェードブリック調」「ビローネブリック調」と呼ばれる、複数色を一枚のサイディングに焼き付けるスタイルが人気で、色の偏りが出にくいのが利点です。
複数色や組み合わせ方については、「外壁色の選び方について解説!失敗しないためのポイントや色の組み合わせ方もご紹介」の記事で解説しています。
レンガ調外壁のメリット・デメリット

リフォームを進めるにあたり、レンガ調外壁のメリット・デメリットを整理しておきましょう。
レンガ調外壁の3つのメリット
レンガ調外壁の主なメリットは以下の3点です。
1.高級感とデザイン性の高さ
重厚感のあるデザイン性や質感が住まいの格を引き上げ、街並みでも目を引く外観に仕上がります。
2.汚れが目立ちにくい
複色のテクスチャで雨だれ・色あせが分かりにくく、長期にわたりきれいな印象を保ちやすいです。
3.流行に左右されにくいデザイン
時代を問わず受け入れられやすく、長く愛着を持ちやすい外観です。
実例ベースの外壁デザインは、「プロに聞いた!おしゃれな外壁塗装にするためのポイントを実例で解説」の記事を参考にしてください。
知っておきたいレンガ調外壁のデメリット
一方で以下3つのデメリットも把握しておきましょう。
1.目地・コーキングの劣化
サイディングは一般的に10〜15年でシーリング打ち替えが必要です。
2.反り・ひび割れリスク
日射や雨の影響で変形・細かいひび割れが発生する可能性があります。
3.初期費用が他工法より高め
本物志向のタイル・スライスレンガは特に費用面のハードルが高い。
これらは定期メンテナンス、信頼できる業者選び、塗装での表面保護などでデメリットを抑えられます。
頭の片隅に置きつつ、リフォームを検討しましょう。
失敗しないレンガ調外壁の選び方|後悔しない4つのポイント

ここからは、色味や工法の選択ミスを防ぐ4つのポイントを解説します。
1. 周囲の街並みに合うレンガ色を選ぶ
レンガ調はデザイン的にインパクトが強いからこそ、周囲の街並みを意識して色を選びましょう。
住宅街なら落ち着いたブラウン・ベージュ系、郊外戸建てなら個性的なレッド系も馴染みます。
近隣を見渡し、浮かない明度・彩度を選ぶのがコツです。
2. 使用する色は4色以内にまとめる
外壁・アクセント色・付帯部・屋根を含めて、目安として全体で4色以内にまとめると統一感を保ちやすくなります。
色数が増えるほど散らかった印象になり、レンガ調本来の高級感が薄れます。大まかにベース・サブ・アクセントそれぞれの配色比率を意識すると、色選びで迷いが減ります。
3. サンプルだけで判断せず実物大で確認する
カタログやA4サンプル板で決めてしまうと、施工後にイメージと異なる仕上がりになることがあります。これは面積効果と呼ばれる現象で、小さな見本より実物の方が明るく濃く見える傾向があるためです。
A3以上のサンプルや、実際の外壁の一部に試し塗りで質感を確かめると、契約後の「思っていた色と違う」を防ぎやすいです。
4. メーカー保証と施工保証の両方を確認する
レンガ調外壁を長期的に使い続けるためには、建材メーカーの保証と施工業者の保証の両方を確認しておきましょう。
建材の不具合と施工不良では責任範囲が異なるため、両方そろう業者を選ぶと万一の際もスムーズです。
保証年数や範囲は業者により異なるため、契約前に書面で目を通しておきましょう。
株式会社YU-SHINが手掛けた外壁塗装の施工事例
当社YU-SHINでは関西圏を中心に、外壁塗装・屋根塗装を手掛けています。レンガ調リフォーム検討時の比較材料として事例2件をご紹介します。
大阪府大阪市鶴見区|屋根・外壁塗装事例
「鶴見区 屋根外壁塗装」の事例では、パーフェクトトップを使用し屋根と外壁を塗り替えました。工期2週間で、足場・シーリング・補修を含む改修事例です。

屋根と外壁の同時塗装で一体感のある外観を整えた実例で、レンガ調検討時の塗料・工事範囲の参考になります。
大阪府大阪市港区|外壁塗装事例
「大阪府大阪市港区 外壁塗装」の事例では、パーフェクトトップを使用し外壁を塗り替えました。

工期1週間と短く、スピード対応で外観を一新した事例です。
※上記2事例はYU-SHINの実際の施工実績です。費用・工期は物件の状態・面積・使用塗料により異なり、お見積り時に個別にご提示いたします。
試し塗りサービスでレンガ調の質感・配色を事前確認

施工業者によっては、試し塗りサービスを提供しているケースもあります。
特にレンガ調の多彩模様塗装は色柄が豊富で、サンプルだけでは印象がつかみにくい工法です。
面積効果による色のズレ・外壁の凹凸感・配色イメージを事前確認できれば、施工後の「イメージと違った」を防ぎやすいです。
YU-SHINでは、ご自宅の外壁の一部に塗料を試し塗りして質感や色味を確認できるサービスをご提供しています。
無料試し塗りサービスに興味のある方は、詳しくはこちらのページをご確認ください。
まとめ:レンガ調外壁でこだわりの住まいを実現しよう
本記事では、レンガ調外壁について人気の配色・費用相場・選び方などを解説しました。
抑えておきたいポイントは以下の通りです。
- レンガ調外壁を費用を抑えて実現したいなら多彩模様塗装やサイディング:既存外壁を活かしながら、理想のデザインに近づけやすい
- 質感や高級感を重視したいならタイルやスライスレンガ:本物に近い見た目と重厚感が出せるが、費用は高くなりやすい
- リフォーム前には配色確認・実物サンプル・保証確認を:仕上がりを事前に確かめることで失敗を防ぎやすい
YU-SHINでは、これまで関西圏で1,000件以上の施工実績があります。
無料試し塗り、LINE無料外壁診断、現地無料お見積りなど契約前から安心して比較検討いただける環境を整えています。
質感や色味で迷っている方は、まずは気軽にLINEからご相談ください。






