「せっかく家を建てるなら、個性を出したい」「周りの家と差をつけたい」
そう思って、外壁の色選びに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
特に、近年人気が高まっている「グリーンの外壁」は、おしゃれで目を引く色として注目されています。
しかし、一方で、「グリーンの外壁って、本当に良いの?」「周りの家と浮いてしまったらどうしよう…」といった不安も抱えているかもしれません。
この記事では、そんなあなたの悩みを解決するために、グリーンの外壁の魅力と注意点、そして、よりおしゃれな外観にするためのヒントをたっぷりとお伝えします。
グリーンの外壁を選ぶメリットだけでなく、デメリットについても包み隠さず解説していきますので、ぜひ最後まで読んで、あなたにとって最適な外壁の色を見つけてください。
目次
外壁を緑(グリーン)にするメリット
近年、外壁の色として人気が高まっているのが「グリーン」です。
自然を連想させる爽やかな色合いが特徴ですが、実際にグリーンの外壁にするメリットって、どんなところにあるのでしょうか?
外壁を緑(グリーン)にするメリット①:安らぎと癒しを与える
グリーンの外壁は、その目に優しい色合いから、人々に安らぎと癒しを与え、自然との調和を生み出すことで、住まいに穏やかな雰囲気をもたらします。
特に、緑化を進めているご家庭や、自然豊かな環境に住まわれている方にとっては、グリーンの外壁は、庭や植栽と一体となり、より一層ナチュラルで心地よい空間を演出します。
山や森を連想させる爽やかな印象は、住まいを優しく包み込み、植物との相性も抜群です。クリニックなど、リラックスできる環境を求められる場所にも最適です。
外壁を緑(グリーン)にするメリット②:欧風のデザインを演出できる
緑色の外壁は、ヨーロッパの住宅で多く見られる色合いで、洗練された欧風デザインを演出したい方に最適です。
他の住宅との差別化を図りながら、周囲の自然とも調和する、おしゃれな外観を実現できます。
洋館のようなクリーンな印象を与え、お住まいを欧米風の空間にしたいというご希望にぴったりです。緑色は、個性を出しながらも落ち着いた雰囲気を作り出すことができるため、奇抜になりすぎずに、洗練された外観に仕上げたい方におすすめです。
外壁を緑(グリーン)にするメリット③:汚れが目立ちにくい
緑色の外壁は、汚れが目立ちにくい色として知られています。
外壁は、時間とともにホコリや排気ガス、コケやカビなどで汚れていきますが、これらの汚れはグレーや茶色の中間色であることが多いです。
緑色も中間色の一つであるため、汚れとのコントラストが少なく、汚れが目立ちにくいのです。
特に、コケやカビのような緑色の汚れは、濃い緑色の外壁にすることでさらに目立たなくすることができます。そのため、緑色の外壁は、常に美しい外観を保ちたい方におすすめです。
外壁を緑(グリーン)にするデメリット
近年、おしゃれな外観として注目を集めているグリーンの外壁。
しかし、その魅力の裏側には、知っておきたいデメリットも存在します。
外壁を緑(グリーン)にするデメリット①:周囲の環境との調和が難しい
グリーンの外壁は、個性的で魅力的な一方で、周囲の環境との調和が難しいという側面も持ち合わせています。
日本の住宅は、白やベージュ系のものが多く、緑色の外壁は目立つため、近隣との調和を考慮する必要があります。
特に、都市部や伝統的な街並みでは、緑色の外壁が浮いてしまい、景観を損なう可能性もあります。
そのため、グリーンを選ぶ際は、周囲の建物や自然環境とのバランスを考え、控えめな色合いを選ぶことが大切です。
事前に、近隣の家や地域全体の雰囲気をよく観察し、周囲に馴染むような色を選ぶようにしましょう。
外壁を緑(グリーン)にするデメリット②:他の色との組み合わせ方が難しい
グリーンの外壁は、個性を際立たせる魅力的な選択肢ですが、他の色との組み合わせ方によっては、奇抜な印象を与えてしまう可能性があります。
屋根やサッシの色とのバランスを考えずに組み合わせると、全体の印象がアンバランスになりがちです。
そのため、グリーンの外壁を選ぶ際は、他の色との組み合わせを慎重に行う必要があります。
一般的に、合わせる色は3色までに抑え、ご自宅の雰囲気や周囲の環境に調和する色を選ぶことがおすすめです。
外壁を緑(グリーン)にするデメリット③:色あせしやすい
グリーンの外壁は、その美しい色合いから人気がありますが、色あせしやすいという点に注意が必要です。
特に濃い緑色や明るい緑色は、太陽光の影響を受けやすく、時間が経つと色が褪せてしまい、外観を損ねる可能性があります。
色あせが目立つと、家全体の印象を大きく下げてしまうため、高品質な塗料を選んだり、定期的な塗り替えを行うなどの対策が必要です。
色あせをできるだけ防ぐためには、薄い色を選ぶ、外壁の洗浄をこまめに行うといった方法も効果的です。
緑(グリーン)と相性抜群のツートンカラー
実は、グリーンの外壁は、他の色と組み合わせることで、個性的な外観に仕上げることが可能です。
特に、ツートンカラーにすることで、奥行きや立体感が生まれ、おしゃれな印象に仕上がります。
1. グリーン×ホワイト
グリーンとホワイトは、自然の爽やかさと清潔感を同時に表現できる、相性の良い配色です。
特に、ミントグリーンのような柔らかなグリーンとホワイトの組み合わせは、住まう人に安らぎを与え、周囲にも心地よい印象を与えます。
ホワイトは、どんな色とも合わせやすく、グリーンの持つ自然な魅力を引き立てます。
緑の外壁に白い窓枠やドアを合わせることで、爽やかで洗練された外観となり、特に明るい緑色との組み合わせは、視覚的に軽やかで開放的な雰囲気を演出します。
さらに、木目調のアクセントや黒い付帯部塗装を加えることで、より個性的な外観に仕上げることができます。
この組み合わせは、小さな家から大きな家まで、そして都市部から自然豊かな場所まで、幅広い場所で活用されており、モダンなデザインからシンプルなデザインまで、様々なスタイルの家によく似合います。
グリーンとホワイトのツートンカラーは、住まう人にも周囲の人々にも、心地よく、そしてスタイリッシュな印象を与える、まさに万能な配色と言えるでしょう。
2. グリーン×ブラウン
緑とブラウンは、自然界の色として、互いを引き立て合う相性の良い組み合わせです。
木々や大地を連想させるこれらの色は、都会の喧騒の中でも、そして豊かな自然の中でも、調和の取れた落ち着きのある空間を創出します。
特に、グリーンと濃いブラウンのツートンカラーは、自然な温かみを醸し出し、カントリースタイルの家や、リゾート施設など、リラックスを求める場所に最適です。
木目調のブラウンとの組み合わせは、より自然な風合いを強調し、重厚感と安定感のある外観を実現します。
レンガなどの素材との組み合わせも効果的で、おしゃれなアクセントを加えることができます。
緑とブラウンの配色は、その万能性から、様々な建築物で採用されており、人々に癒しと安らぎをもたらす色彩として親しまれています。
3. グリーン×ベージュ
グリーンの外壁にクリーム色やベージュを組み合わせることは、住宅塗装において非常に人気の高い組み合わせです。
これらの色は、どちらも温かみのある優しい色合いであり、汚れが目立ちにくいという実用的なメリットも兼ね備えています。
特に、クリーム色は、緑色の落ち着きを際立たせ、上品で穏やかな印象を与えます。
この組み合わせは、ナチュラルなデザインの住宅に特に適しており、建物全体に優雅さと温もりをもたらします。
また、クリーム色やベージュは、周囲の環境に馴染みやすく、地域で浮いてしまう心配も少ないため、安心して採用できます。
外壁の緑(グリーン)をワンランク上のおしゃれなデザインにする方法
グリーンの外壁は、自然な雰囲気で人気ですが、「もっと個性を出したい」「周りの家と差をつけたい」と考えている方も多いのではないでしょうか?
グリーンの外壁は、ただ単に緑色にするだけでなく、様々な工夫をすることで、よりおしゃれな外観にすることができます。
濃淡で変わる印象を把握しよう
外壁塗装にグリーンを選ぶ際、その濃淡は建物の印象を大きく左右する重要な要素です。
明るい緑は爽やかで軽快な印象を与え、ダークグリーンは重厚感や高級感を演出します。
しかし、緑系の色は、その種類が非常に豊富であり、明るい黄緑から深い緑まで、様々な色調が存在します。
あまりにも派手な緑は周囲の景観との調和を損ね、近隣とのトラブルに繋がる可能性も考えられます。
一方、白に近いような淡い緑は、周りの環境に馴染みやすく、優しい印象を与えます。
そのため、外壁に緑色を使用する際には、周囲の自然環境や建物のデザインとのバランスを考慮し、最適な濃淡を選ぶことが大切です。
配色と塗り分けのポイント
外壁塗装で緑色を取り入れる場合、その配色と塗り分けは、建物の印象を大きく左右する重要な要素です。
まず、全体のバランスを考慮し、ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラーの3色で構成することをおすすめします。
例えば、1階を落ち着いた印象のグリーン、2階を個性的なグリーンにするなど、上下で色を分ける方法や、縦にストライプを入れる方法などが考えられます。
また、ベランダやドアなどの一部にグリーンをアクセントとして用いるのもおすすめです。
次に、緑色を塗る位置を決める際には、建物全体のバランスとデザイン性を意識することが大切です。外壁全体を緑色で統一する場合には、濃淡を効果的に使い分けることで、単調な印象を防ぐことができます。
例えば、上部を淡い緑色、下部を深い緑色にすることで、視覚的な安定感を持たせることができます。また、窓枠やドア、軒下などに異なるトーンの緑色を使うと、建物全体が引き締まります。
このように、外壁塗装で緑色を使う際には、配色、塗り分け、色の種類など、様々な要素を考慮する必要があります。
これらの要素を効果的に組み合わせることで、あなただけの個性的な住まいを実現することができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は、グリーンの外壁の魅力と、よりおしゃれなデザインにするための秘訣をご紹介しました。
グリーンの外壁は、自然に馴染みやすく、安らぎを与えてくれるだけでなく、様々なデザインの可能性を秘めています。
色味や組み合わせ方によって、全く違った印象を与えることができるので、自分だけの理想の住まいを実現したい方は、ぜひ参考にしてみてください。
グリーンの外壁は、あなただけの個性を表現できるキャンバスです。
色の濃淡、他の色との組み合わせ、塗り分け方など、様々な要素を組み合わせて、あなただけの理想の住まいを実現してみませんか?
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